みなさん。斧、投げたことありますか?「ない」という人がほとんどだと思います。
斧って木を切り倒したり、薪割りして焚き木を作るための道具ですよね。
でも、その斧を投げて遊ぶ競技ができるバーが大阪にあります。
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道頓堀のすぐそばに斧投げバー THE AXE THROWING BAR
今回紹介するTHE AXE THROWING BARがあるのは、大阪を代表する繁華街である難波の道頓堀から歩いてすぐ。戎橋を渡った先の宗右衛門町を西に抜けて交差点を渡ったすぐの場所にあります。
住所を頼りにお店を探してみると雑居ビルにのぼり発見、ここで間違いなさそうです。雑居ビルのちょっと怪し気な階段を下って行った先、扉を抜けるとお店がありました。
お店に入ってまず感じたのは木の匂い。材木屋さんのようなむき出しでワイルドな木の香りで、都会ではなかなか味わえない体験がすでに始まっています。
店内を見まわすとありました。斧、斧、斧。キャンプ用品店以外ではなかなか見かけない光景がバーの中に広がっています。
そして斧と同じくらいかそれ以上に存在感があるのがこちらの斧投げブース。海外の映画やドラマで拳銃の射撃練習をしているようなブースが5つ並んでいます。
ブース奥には木の的と木の破片。これがお店に入った時に感じた強烈な木の匂いの正体です。
斧投げバーに来たので斧を投げてみる!
それではさっそく斧を投げてましょう!
初めてであることを伝えるとスタッフさんが斧の投げ方を親切にデモンストレーションしつつ指導してくれました。
それによると、ターゲットに対して体と斧を真っすぐにして斧は頭の上げ、そのまま下に真っすぐ腕を振り下ろすとのこと。
この時に投げる前は体を後ろにやや反らしてタメを作っておいて、体重を前に押し出すように体重移動で投げるのが、コツだと言っていました。
また斧を真っすぐ飛ばすコツは、肘や手首を的の方にまっすぐ向けることだそうです。基本的にはバスケットボールのフリースローやダーツイのメージです。
それでは教えてもらった通りに僕も投げてみます。ブンッ。斧は飛んで的に当たりましたが刺さりません。バスケもダーツも多少の心得があるので刺さるかもと思っていたのですが全然。
そこでスタッフの方にアドバイスを聞いてみると勢いが足りないとのこと。やっぱり刃がある大きな物体を投げているということによる若干の恐怖心で、斧に体重を乗せきれず勢いが出ていない様子。
なるべく恐怖を感じないように斧の方に意識を集中させて何度か投げていると、ドゴッという低い音と共に斧が的に突き刺さりました。
感覚としてダーツよりも遥かに重量感のあるヒット音。標的には直接触れているワケでもないのですが、手には何だか獲物を仕留めたというような感触と達成感。この感覚は狩猟本能のようなものが刺激され、他ではちょっと味わえる感じではないのでクセになります。
その後も何度か投げてちょっと休憩。気が付くと心地よい疲労感。斧を投げるコツは全身の体重移動なので、かなりの運動量となっています。ちなみに斧は時間制限付きの投げ放題プランが基本となっています。30分と1時間の価格がほぼ同じなので、まず1時間からのプレイがオススメです。
このように独特の達成感のある斧投げは日本ではまだまだ珍しい競技ですが、アメリカやカナダではかなりメジャーなスポーツとして認知されているとのこと。
アメリカ全土には1000軒以上の斧投げバーがあって大会も開催され、スポーツ専門チャンネルのESPNでは毎週番組が放送されている人気コンテンツらしいです。
日本で斧を投げられるのは、大阪のこちらのお店以外に東京に2店舗しかないそうなので、斧を投げてみたいという人は要チェックです。
またTHE AXE THROWING BARでは斧投げの得点を日本国内店で競う大会も開催。
1ゲーム10投のスコアを月間で競い合う「斧投げ 月間ランキングバトル」というランキングバトルがあるので腕に自信のある方はぜひ参加してみてください。
斧以外の武器もいろいろ投げれる斧投げバー
ちなみにTHE AXE THROWING BARでは斧以外にもいろいろな武器が投げられます。斧だけでも非日常感満載ですが武器のバリエーションを増やすことで、さらにその度合いが加速します。
まずこちらはスコップ。日本人の感覚からすると斧くらいまでは投げる感覚はあるかもですがスコップを投げるという発想はないと思います。一通り店員さんに投げ方を聞いてみると投げるコツは基本的に斧と同じ感じとのこと。
試しに投げてみると何と1発ヒット。グサリと的に刺さりました。たぶん斧に比べると投げるのが怖くないので、思いっきり投げられて刺さりやすかったんだと思います。
さらにここから武器度がアップ。ゲームやアニメの中でしか見ない武器が投げられます。まずこちらは投げナイフ。ナイフといえばゲームの中では非力な人が使う初心者用武器という立ち位置。
斧もスコップも投げて刺さったので余裕と思って投げてみると全く刺ささりません。スタッフさんに聞いてみるとナイフは制御が難しく難易度が高いとのこと。ゲームと現実の世界って違うんですね。
次に投擲武器の定番である写真右側の手裏剣。こちらはあまりコツ等も要らず手の力だけで投げてもわりと簡単に刺さります。たぶん今回投げた武器の中で一番簡単でした。
次に投げたのが写真左側の丸い物体。ゲームか神話好きな人じゃないと分かってもらえないかも知れませんがチャクラムというインドの投擲武器。こちらも手裏剣のように手の力で投げるのですが手裏剣同様にイージーでした。
こちらはインドなどで使われていた曲刀のククリナイフ。ゲームなどで見たことはあっても実物を見たのは初めて。ましてや投げるとは思ってませんでした。試しに投げてみましたが刺さらず。こちらもナイフ同様かそれ以上に制御が難しいとのこと。
というわけで各武器の投げやすさを表すとこんな感じ。
手裏剣=チャクラム>スコップ>>>>斧>投げナイフ>ククリナイフ
手裏剣とチャクラムが簡単で最高難易度はククリナイフ。また一つ日常ではサッパリ役に立たない知識が身に付きました。
ほかにも投擲武器として鉄製のトランプなどもラインナップに加わる予定。ゲーム好きなら憧れるシチュエーションですね。
またTHE AXE THROWING BARでは水たばこのシーシャがあったり、簡単なつまみとお酒が楽しめるので斧投げだけではなく意外とゆったりとくつろぐことも可能。
お酒を一杯やりながら斧を投げる感じで競技のイメージとしては、やっぱりダーツに似ているそうです。
ただ斧を投げるとなると危なそうなのが気がかりですが、遊ぶ前には利用承諾書へ同意が必要ですし泥酔者の斧投げはもちろん禁止。スタッフさんの説明や監視があるので安全面は確保されています。
斧投げはちょっと怖いですが普段やってはいけないことを体験してみると、ストレスもどっかにいっています。大阪でもかなり変わったスポットとなっているので刺激的な大阪旅行にオススメです。
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【THE AXE THROWING BARへのアクセス】
大阪メトロのなんば駅をおりて道頓堀を北へ抜け、宗右衛門町を西へ向かい、交差点を渡ってすぐの雑居ビル地下にあります。
【THE AXE THROWING BAR 施設情報】
住所 | 大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目4-7新福二ビルB1 |
TEL | 06-6484-6997 |
営業時間 | 月~金: 17:30~23:30土、日、祝日: 13:00~23:30 |
アクセス | なんば駅から徒歩約2分 |
定休日 | 定休日なし |
公式サイト | https://theaxethrowingbar.com/store/osaka-shinsaibashi/ |
ま・と・め!
大阪道頓堀から歩いてすぐの場所に斧を投げられるバーTHE AXE THROWING BAR
斧投げはダーツと似た認識のスポーツだけど手に残る感触はクセになる重量感
THE AXE THROWING BARでは斧以外にもナイフなどいろいろな武器が投げられる
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