京都カフェ＆喫茶店オススメ5+1選！定番の人気店から意外な穴場のお店まで

京都といえば日本が世界にほこる観光地で定番のスポットは神社やお寺など。グルメに関しても京料理やおばんざいなどの和風な印象の強い街ですが、実はオシャレなカフェや古き良き喫茶店もたくさん点在しています。

京都旅行でお寺や神社を訪れた際の立ち寄り休憩スポットとしても便利な喫茶店やカフェをまとめて紹介します。

京都の青い喫茶店として有名な喫茶ソワレ

まず1軒目として紹介するのは京都のオシャレなカフェの先駆け的な喫茶店で昭和23年からつづく老舗喫茶店である四条河原町の喫茶ソワレ。

京都でも指折りの繁華街ある四条河原町にあるお店で、まずビックリするのは青い店内。その青さの正体はお店を照らす照明で、創業者の友人であった染色家の「女性がきれいに見える灯りを」というアドバイスを実践。

戦後すぐからこの室内照明で営業しているとのこと、令和のいまでも独特の喫茶ソワレ、昭和前半にすでにこのカラーリングだったのは驚きです。

そんな喫茶ソワレの看板メニューといえばゼリーポンチ。昭和50年代に店主の奥様が考案し、透明のゴブレットに色とりどりのゼリーが炭酸水に浮かぶカラフルなドリンク。

店内の青い照明とカラフルなゼリーポンチは独特の世界観で画家の東郷青児や作家で歌人でもある吉井勇などの文化人から愛された喫茶ソワレは、今でも雑誌などの京都のカフェ特集の定番となっていて表紙になることも多いお店です。

【喫茶ソワレへのアクセス】

京阪電車祇園四条駅をおりて西へ向かい、四条大橋で鴨川を越えて3分ほど歩いた場所にあります。

【喫茶ソワレ 店舗情報】

京都のオシャレカフェの顔的存在のマールカフェ

次に紹介するのは五条河原町のマールカフェ。先ほどの喫茶ソワレが老舗喫茶店として定番のお店だったのに対して、こちらのマールカフェは京都のオシャレカフェの代表格的なお店。

鴨川沿いの五条河原町にある雑居ビルの屋上を利用したこちらのお店は、店内がオシャレなだけでなく、屋上テラス席からの眺望はすばらしく、鴨川や清水寺などがある東山の景色が眼下に広がり、春や秋など気候のいい時期にはテラス席利用がオススメ。

こちらのマールカフェではカフェ飯も充実していて、ハンバーグプレートセットが人気のメニューとなっていて、メインのハンバーグ以外にもサラダやバーニャカウダ、スパニッシュオムレツなど野菜が多くてヘルシー度の高いプレートとなっています。

ランチには200円でコーヒーをプラスできるので鴨川の風を感じながらコーヒーが楽しめます。

【マールカフェへのアクセス】

京阪電車清水五条駅をおりて西へ向かい、五条大橋を渡って2～3分ほど歩いた先の雑居ビル8階にあります。

【マールカフェ 店舗情報】

京町家カフェの市川屋珈琲でフルーツサンド

次に紹介するのは、京都の定番スポットの清水寺のある東山エリアの京町家カフェ。京阪電車の清水五条駅をおりて清水寺へ行くルートを少しそれた場所にあるのが市川屋珈琲です。

清水寺周辺とは違った静かなエリアに中庭つきの喫茶店は落ち着いた雰囲気で、季節の旬の果実をたっぷり使用し、注文が入ってから目の前で調理されるフルーツサンドが名物となっています。

【市川屋珈琲へのアクセス】

京阪電車清水五条駅をおりて坂を上って東へ向かい、東山五条の交差点を南へ曲がって南西へ少し歩いた場所にあります。

【市川屋珈琲 店舗情報】

一念坂のスチームパンクカフェPunk a vapore(パンクアヴァポーレ)

次に紹介するのはPunk a vapore(パンクアヴァポーレ)というお店、こちらは東山エリアの産寧坂から二寧坂(二年坂)を下り先にある一念坂にあるのですが、まさかの本格的スチームパンクのお店。

こちらの看板メニューは多様なハーブティーとなっていて歯車や配管パイプ、さまざまなメーターなど、京都とは完全に世界観の異なる空間でお茶ができます。

清水寺から高台寺、八坂の塔へのルートの散策にお立ち寄り店としてピッタリです。

【Punk a vaporeへのアクセス】

市バス206系統のバスで東山安井バス停をおりて南方向に進んで、
100ｍ先の信号を東に曲がって約150ｍほど行くと突き当たる駐車場横の分岐を南側へ入って少し歩いた場所にあります。

【Punk a vapore 店舗情報】

ストローで飲む和食、すりながしスタンド だしとうまみ

次に紹介するのは「すりながしスタンド だしとうまみ」というユニークな名前のお店、平安神宮から歩いてすぐの場所にあるこちらのお店は店名以上に商品がユニーク。

すりながしというのは和食に登場する椀物メニューで、野菜などの材料をすり潰して裏ごしし出汁で伸ばした和風ポタージュスープのような料理、しかしこのお店では、そのすりながしを透明のカップに入れて販売。

パッと見た感じではタピオカドリンクのような見た目ですが、かぼちゃや豆などが使用されていて、飲んでみると見た目に反して和食という不思議なドリンクとなっています。

こちらのドリンクはお店が入っている施設5階にある本格和食懐石のお店が手掛けていて、本物の和食を最大限に手軽に利用できるお店となっています。

【すりながしスタンド だしとうまみへのアクセス】

京阪電車神宮丸太町駅をおりて東へ向かい、丸太町通りを10分ほど歩いた場所にあります。

【すりながしスタンド だしとうまみ 施設情報】

貴船の3軒のカジュアルな川床カフェ

最後に紹介するのはあるスポットのカフェを3店まとめて紹介。京都の夏の風物詩として、川の上に席を設けて京料理を食べる川床(かわどこ)のようすが涼やかで優雅な貴船。

風情あふれる雰囲気が漂い高級店の多い貴船の川床店ですが、近年ではカフェ利用のできるお店が存在。ドリンク代金に500円の席料をプラスするだけということで合計1000円前後で川床が利用可能というリーズナブルなお店が誕生しています。

こちらの下のリンク先の記事では貴船にある全3軒の川床カフェを紹介しています。それぞれのカフェを手掛けているのは、どこも貴船で有名な料理旅館となっているのでカジュアルな雰囲気ではあるもののクオリティはどこも間違いなし。清らかな水と風が流れる川床が手軽に堪能できるお店ばかりとなっています。

【貴船神社へのアクセス】

叡山電車貴船口駅をおりてバスを乗り継いで貴船停留所で降りたすぐの場所にあります。

【貴船神社 施設情報】

あわせてお読みください

旅カタログでは今回のおばんざいランチ以外にもテーマに沿ったスポットごとに記事を凝縮したまとめ記事も複数ラインナップ。京都のおばんざいランチや京スイーツの記事などもまとめてあるのであわせて読んで京都旅行の計画にお役立てください。

またサイト全体のまとめ記事をまとめた記事もあります。よかったら気になるスポットがあるかぜひ確認してみてください。

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