「葵(あおい)」という言葉を聞くと徳川家のご紋を連想する人が多いと思いますが、京都で葵といえば京都でも特に歴史のある下鴨神社。世界遺産でもある下鴨神社から歩いてすぐの場所にオシャレな外観のお店があります。
一見するとカフェのようなこのお店なんと十割そばのお店で下鴨神社のご参拝ランチにピッタリな雰囲気となっています。
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糺の森を通り下鴨神社から出た先にあるカフェのようなお蕎麦屋さん
今回紹介するお店のあふひ (aoi)。まず外見がこちら。ガラス張りで解放感もあってソフトクリームサインの看板もあって、きっとお店を見た多くの人が「カフェがある」と感じると思いますが、看板には「そば」の文字もあって実はおそば屋さん。
「あふひ」という特徴的な店名は葵(あおい)の旧仮名遣い。葵は下鴨神社周辺に自生する双葉葵という植物で、「あふ」は「会う」、「ひ」は「神の力」という意味で大きな神の力に出会える植物と言われ、下鴨神社の神紋となっていて御朱印などにも押印される下鴨神社を表す意匠となっています。
カフェのようなお蕎麦屋さんは国産自家製十割そばの本格派
まるでカフェのような外観のあふひですが、おそばは本格的。お店の前のメニュー表を見るとおそばは国産自家製の十割蕎麦で、ふわふわとろろそばが名物とのこと。
暖簾を抜け店内に入ってみるとお店の中もやっぱりオシャレでカフェのような雰囲気。
店内でメニューをじっくり確認すると、とろろそばを含む限定セットメニューを発見したので、そちらのミニミニ天盛りセットを注文したいと思います。
オシャレなお蕎麦屋さんのオシャレで美味しいお蕎麦セット
しばらくすると、まずは天ぷらのミニミニ天盛りが到着、ミニミニというには意外とボリューミー。一見すると丼のような形ですが、これは丼ではなく、ぶ厚いお皿。思わぬオシャレな器の登場にちょっとテンションがあがります。
その後におそばの到着。こちらは丸いボウルのような丼に入っています。そして、丼の中には雲のような白いふわふわ。ふわふわとは聞いていましたがふわふわ度合いは想像以上でカラフルなゴマも一筋掛けられていて見た目にも可愛げでオシャレ。
それではいただきます。やっぱり気になる白いフワフワは、とろろ芋とメレンゲを混ぜ合わせた物でエアリーでふかふか。山芋が持っている重さをほぼ感じない軽やかなとろろとなっています。
そしておそばは十割ということでのど越しはツルンとした感じではなく、若干のズリッと程よい抵抗感と存在感。コシもあって独特の美味しさです。
温かいツユはカツオと昆布ダシがしっかりと香りつつ甘ささえ若干感じる優しい京風の一杯です。
セットとして一緒に頼んだ天ぷらの盛り合わせで、まず目立つのは目にも鮮やかなあられの衣のエビ天。プリッとしたエビのを軽やかでサクサクの衣が包む香ばしい天ぷらとなっています。ほかにはサツマイモやナスなどの定番野菜天ぷらに混ざってズッキーニなど、普段あまり天ぷらでは見かけない具材が揚げられています。
また天ぷらを土台として支える扇状の揚げ物はエノキ茸の天ぷら。えのきを開いて揚げることにで独特の美しくて美味しい天ぷらになっています。いろいろと固定概念に囚われない食材と調理法の美味しい天ぷら盛り合わせとなっているので、ランチの際にはセット注文をオススメします。
全体を通して入店からおそばまで全部が優しい雰囲気のお店なので京阪電車の出町柳駅を下車して鴨川デルタから糺の森を通り、下鴨神社で参拝をすませ身も心もほっこりとした状態で食べたい、優しいご参拝ランチにオススメのお店となっています。
■あふひ (aoi) – 元田中/そば| 食べログ
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26031413/
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【あふひへのアクセス】
京阪電車出町柳駅を降りて西へ向かって鴨川デルタ部分を北へ糺の森を通り、下鴨神社を西側へ抜けた場所にあります。
【あふひ 店舗情報】
住所 | 京都府京都市左京区下鴨松ノ木町52-1 |
TEL | 075-744-1873 |
営業時間 | 12:00~16:00 ※売り切れ次第終了 |
アクセス | 出町柳駅から徒歩約15分 |
定休日 | 不定休 |
ま・と・め!
下鴨神社脇にあるオシャレなお店「あふひ」
一見カフェのような外観なのにメインはお蕎麦
国産自家製十割そばを使ったランチで参拝後のごはんにピッタリ
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